「古希」とは70歳を迎える方の長寿を祝うもの。
しかし、ネットを検索すると「古希のお祝いはしない方がいい」と出てきます。
古希のお祝いはしない方がいいのは本当なのか…その理由が気になりませんか?
ここでは
・古希のお祝いにNGなプレゼントの例
これらについてお伝えしていきます。
古希のお祝いはしない方がいいのは本当?お祝いしない方がいい理由3選
古希のお祝いはしない方がいいのか気になりますよね?
結論から言うと、古希のお祝いをしても「不吉なことが起こる」「不幸になる」ということはありません。
ここでは、古希のお祝いをしない方がいいと言われている3つの理由についてご紹介します。
さっそく、3つの理由について見ていきましょう。
日本由来の習わしではないから
60歳になると「還暦」のお祝いとして、赤いちゃんちゃんこを着るお祝いがありますよね。
還暦のお祝いをするように70歳の「古希」のお祝いを考える人も多いですが、実は「古希」のお祝いは日本由来ではないことを知っていますか?
中国の唐の時代の詩人・杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」が由来。
古希の「古」は「古来」、「希(まれ)」は「めったにない・珍しい」の意味で、つまり「古来より70歳まで生きる人はまれなこと」ということ。
ちなみに77歳になると「喜寿」のお祝いをするのですが、「喜」の字を草書体で書くと「七十七」に見えることが名の由来で室町時代に日本で生まれました。
そのため、中国由来の古希を祝わう必要はないと考える人もいます。
早死にすると言われているから
「古希のお祝いすると早死にする」という言い伝えがあるのを知っていましたか?
初めて聞く人も多いかと思いますが、この言い伝えも古希のお祝いをしない方がいいと言われている理由の1つだと言われています。
古希のお祝いをした直後に亡くなった人がいたことから、この言い伝えが流れるようになりました。
しかし、実際には科学的な根拠は存在しないので、お祝いをしても大丈夫です。
ただ、この言い伝えを知っている人は、お祝いをすることが不吉だと思うのではないでしょうか。
古希のお祝いに関しては、本人や家族の意思を尊重して決めるといいでしょう。
迷信が気になる人は、古希のお祝いではなく別の形でお祝いするのもおすすめです。
厄年だから
70歳は男女共通して「厄年」。
厄年なのに長寿のお祝いをすることに疑問を抱く人も少なくないのだとか。
また、厄年には本人が周囲の人たちにご馳走を振る舞って厄除けをするという風習もあり、本人が主役になって古希のお祝いをする人もいるようです。
厄年については宗派や地域によって考え方が違うので、厄年の人をお祝いすることが失礼な事ではありません。
古希と厄年は関連性がないので、古希のお祝いを避ける必要はないといえますね。
古希のお祝いに関するネットの声
「古希のお祝いはしない方がいい」と聞きますが、ネットでは古希のお祝いについてどのような声があるのかを一部ご紹介します。
やーと家に到着
3年ぶりに義両親に会ったり古希のお祝いで小豆島に旅行したりパパとのお別れで泣いちゃったりいろんな体験をした冬休みでした‼︎
さぁ、これから洗濯祭りだ〜😂
日常にギアをチェンジしないとね pic.twitter.com/jWNEpBGszK— ともんも (@tomonmo_k) January 9, 2023
おはようございます🌸
志村けんさんは
1950年2月20日生まれの70歳
古希のお祝いをしたばかりうちの親父も
1950年2月20日生まれの70歳
古希のお祝いをしたばかり親孝行しないとな…
命の砂時計の
上半分は見えない大切な人達への感謝を忘れず
今日も一日頑張りましょう🍀— ドラロン♨️ととのい福祉職 (@Ronn0829Maltese) March 30, 2020
今回、母上の古希のお祝い兼ねてこっちに招待して色々連れて行ったんだけど、それはもう楽しそうで嬉しそうで、ほんとによかったな、と。親を大事にしない大変不義理な期間もあったけど親はいつまでもいつでも大事にしていきたいです。
と、立ち飲みでしんみり。やっぱサウナは明日からや。— hayato サ活 (@Haya10totonou) May 5, 2023
古希のお祝いという名の親孝行だと、とらえる人は多いようですね。
親孝行のための口実と考えるとお祝いしやすいのではないでしょうか。
親には健康的に長生きしてほしいものですが、喜ぶことをできるだけたくさんしたいですよね。
古希のお祝いにNGなプレゼントの例!
70歳の節目をお祝いする「古希」のお祝いにプレゼントを考える人は多いと思います。
しかし、古希祝いには贈るとタブーなプレゼントがあるのを知っていましたか?
「古希」に送るとタブーなプレゼントは、以下の通りです。
・賞味期限の近いもの
・縁起の悪いもの
失礼に当たるもの
補聴器・杖・老眼鏡など、老いを感じさせるものは贈り物にあまり向きません。
今の時代、70代の人でも若々しい人は多いです。
まだまだ現役だと思っている人にとっては嫌な思いをする人もいるかもしれません。
ただし、人によっては嬉しいと感じる場合もあるので事前に本人に確認してから決めるといいですね。
賞味期限の近いもの
お取り寄せ食材など、普段は食べることが出いない食べ物をプレゼントに贈る人もいます。
本人が好きな食べ物だったとしても、いっぺんには食べきれなかったりと困ってしまうことも…。
ケーキの場合はその場でみんなで食べるものや、お菓子の場合は日持ちのするものをプレゼントするなど食べ物をプレゼントする時にも配慮が必要。
縁起の悪いもの
昔から、これらのものは縁起が悪いと言われています。
本人は気にしていなくても、周りの人に見せた時に嫌な思いをするケースもあるので、縁起が悪いと言われているものをチョイスしないようにするといいですね。
古希のお祝いにおすすめのプレゼントは?
ここまで、古希に送るとNGのプレゼントについてお伝えしました。
古希に送るプレゼントとして、おすすめなものを3つご紹介します。
・家族旅行
・食事会
快眠・健康グッズ
快眠・健康グッズは、年齢問わず健康に気を使うために活用するもの。
若い20代の人でも健康グッズや快眠グッズをもらうと嬉しいですよね。
癒しのグッズを生活に取り入れるのもいいアイディアで、アイマスクや入浴剤もおすすめです。
家族旅行
家族旅行をプレゼントすれば思い出が出来ますよね。
行きたいところがある場合は、旅行としてプレゼントをすることで喜ばれるでしょう。
旅行券ではなく一緒に旅行を楽しむことがポイント!
食事会
好きな食べ物を聞いて皆で食事会を楽しむのもおすすめ。
普段は食べられないものを楽しんだり、その場の雰囲気やみんなと過ごす時間はかけがえのないプレゼントになります。
普段は時間がなくてなかなかみんなで集まることができない人にも、食事会を開くのはいいアイディアですね。
古希のお祝いはしない方がいいのは本当?NGなプレゼントの例!まとめ
今回は「古希のお祝いはしない方がいいのは本当?NGなプレゼントの例!」についてお伝えしました。
古希のお祝いをしない方がいい理由には
・早死にすると言われているから
・厄年だから
このようなものがあるようです。
古希のお祝いをすること自体に不幸になるなどといった意味はないので、お祝いをすることは悪くないですが迷信が気になる場合は違った形でお祝いをするといいですね。
古希のお祝いを口実に、普段はなかなかできない親孝行をしてみてはいかがでしょうか!